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Singer Song Writer・作曲家

旅行かばん

 

2015.10.21 on sale 

APPL-002 ¥2500(税抜)

収録曲

 

01 ピンポン

02 アボカド

03 さくら

04 Happy Splash

05 青空スケッチ 

06 鎌倉

07 女木島ロマンス

08 桜えび

09 日光写真

10 缶詰と缶切り

11 ニンジン色した背高のっぽ

12 黄色い帽子

​「旅行かばん」について

さりげない日常が宝石に変わる 

12色の色鉛筆で描いた 君と僕の思い出ノート


 

中島美嘉・嵐・関ジャニ∞など多くのアーティストへの楽曲提供やアレンジを手がける日常生活のPOPアレンジャー・依田和夫の2ndアルバム「旅行かばん」が完成しました。

 

1stアルバムでは、夢や希望を抱きながらもうまくいかなったりくじけそうになったりする自分自身がテーマになった曲が多く歌われていましたが、今回は、日常と旅先でのちいさな幸せと、そばにいてくれる人の大切さを歌った曲がたくさん入ったアルバムとなっています。

 

収録曲の「鎌倉」「桜えび」「Happy Splash」などは実在の場所を歌ったもの。 まさに「旅行かばん」を持って出かけているような気分です。 目の前に広がる景色のなかで主人公たちと一緒に旅を楽しんでください。 「ニンジン色した背高のっぽ」は、FM世田谷15周年のコンテスト用に作られた曲で三軒茶屋にあるキャロットタワーをテーマに、見事グランプリに輝きました。

「さくら」「アボカド」など別れの曲は切ない歌詞とメロディで、いつの日か感じた、ぎゅーっと胸が熱くなる感覚がよみがえるかもしれません。

これまでたくさんのアーティストや作品に楽曲提供・アレンジで活躍してきた依田和夫ですが、「女木島ロマンス」「青空スケッチ」などは、嵐に提供した「風見鶏」を彷彿させる、「よだっち」自身の作り出す世界を感じてもらえる曲だと思います。

移りゆく季節とともに生まれた12の曲たちを、みなさんの心の片隅にでも置いていただけたら嬉しいです。

MELODY                作詞作曲依田和夫

 

僕が小学校の時、毎日往復6キロ歩いて通っていたことは何度か話したことがあると思います。

もちろん僕の父の世代でそのくらいの距離を登校してたって人はザラだっただろうけど、僕の友だちに聞いてもみんな自宅から数百メートルの都会っ子ばかりで、(そんな通学路で何が見つかったんだ!と言いたいばかりですが。。^^;)

 

それも整列して片道3キロ歩くわけですよ。班長がいて(僕も6年の時やりましたけど)毎朝10人ぐらいを従えて1列で軍隊のごとく行進していくわけです。

班長は列が曲がらないようにサザエさんのEDの最後に家に突っ込む時のような後ろ向きで。

みんな冬の寒い日はポケットにも手を入れられないわけですよ。

それを見つかると班長に「耳そぎの刑」と言って耳を引っぱった状態でチョップされるんです。それが痛いんですよ。冬ですからね。

それを1時間半かけて歩くわけです。6年間(笑)雨の日も雪の日もね。

 

それが帰りになると(土曜日は半ドンでまた整列して下校なんですが、、、)自由に帰れるわけです。1時間半の道を3時間とかかけて帰るわけです。来た道を何度も後戻りしながら。。寄り道と言ってもお店があるわけもなく、自動販売機すら無いですからねぇ。笑 夏は当然喉が渇くので、ポツンポツンとある民家の散水用のホースで水を飲ませてもらうわけです。僕はこの前ピロリ除菌成功しましたけど、ピロリ感染は確実にこのホースの水だったんだろうなって(笑)

生ぬるくて土の味がして、蛇口は暑くて・・・。今思えばお茶ぐらい出してくれればいいのにってね^^; 「水飲ませてください!」って大声で何度叫んだことか!!笑

 

でも、僕にとっての夏の匂いはそれでした。かけがえのない夏の匂いでした。

 

Melody 依田和夫

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